ETWAS - 言語学事始 -

拙筆ながら言語、歴史、文化をテーマに書いています。応援していただけると嬉しく思います。

言語学

イタリック語派

イタリア語、フランス語、スペイン語などの俗ラテン語の末裔は、ひとくくりにされてロマンス語と呼ばれることがある。しかし、「ロマンス語派」ではない。「イタリック語派」である。 ✕ ロマンス語派 ◯ イタリック語派 神山「ロシア語音声概論」p.3 にはイタ…

言語学習の気づき

1.私達は日本語と外国語の違いを実はあまり考慮せずに勉強している。 対照言語学という分野が詳しい。母語と対象の外国語との差異を考察することはすごく大事。 2.個別言語学という分野がある。 ドイツ語学やフランス語学という、その言語分野に特化した…

言語学初歩チラシの裏4 語学エッセイとその出会い

専門外に興味を持つ。結構なことだ。 文系の方が数学や物理、機械や電子回路に興味をもったり、逆に理系の方が、芸術や文学、政治・経済に関心を示すということはすばらしいことだと思っている。元々理系・文系など2元論的分類法は便宜上のものだ。 しかし…

言語学初歩チラシの裏3 語学と言語学

大学までの教育機関で国語や英語を習ってはきたが、どうも言語学的な要素にまで踏み込んで気づきを与えられた気がしない。 現代文は読んで作者が何を考えて書いたかとか、登場人物の心情はどうだったかとかが問われており、談話の構造とか語用論、意味論的な…

言語学初歩チラシの裏2 素人が言語学へ過大な期待をしてみたの巻

日本語オンリー話者の誤解 基本的に私のようなエセ理系人間は言語学など知らない。いや、語学の素養もたぶんよく分かっていないはずだ。中にはある程度喋れるorビジネス会話できるぐらいまで練習と記憶を積んだひとはいるだろう。たぶん練習法は例外なく、 …

言語学初歩チラシの裏1 言語学に興味を持つの巻

語学エッセイを読み続けてきたためか、徐々に初歩的な言語学に興味が移ってきた。今までは言語学の本には興味があったが、読む熱意があまりなかったので頭に入ってこなかった。それが興味を持てるように(読んでも眠くならない程度に)なったのは、大きな進…

語学エッセイ本まとめ

前回語学エッセイいいよ!という記事書いてから本が増えたので整理してみたい。 語学エッセイというジャンル 最近買った本を挙げときます。 [1]一般 外国語の水曜日―学習法としての言語学入門作者: 黒田龍之助出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2000/07メデ…

昨日気づいた表意文字と表音文字の違い

以下の文章は学術的価値はありません(笑) 日本語は表意文字だ。 漢字が中心であり、 「河豚」と書いたら河の豚とはなにかと視覚的イメージをふくらませる。 このときヒントとなるのは部首「さんずい」や「豚」という視覚イメージの固まりである。 これらの…

語学エッセイというジャンル

半年ぐらい前から語学エッセイなるものを読み始めました。ものによっては言語学エッセイとも、語学入門書とも、海外旅行記とれる内容です。 語学の入門書として、あるいは語学への関心・興味を持続させるために読もうとしたのが最初であり、すぐにその面白さ…

ピジン語とクレオール語

言語学勉強の覚書(参考 千野栄一『言語学への開かれた扉』) AとBの二つの言語がある場合、AかBいずれかが用いられることもあるし、全く特別なPという言語が使われるケースもある。また、A・Bからなる新しい言語を使い始めることもある。この最後のケースを…